今、がん患者のうちの約1/3が働く世代と言われています。医療の進歩により働きながら治療することができるようになってきています。しかし、患者は病気に関する知識を持たないまま、がん告知を受け、突然のことで驚き、死を身近に感じて戸惑い、「仕事はもう無理」「迷惑をかけたくない」などと考え、自発的に退職をするケースが3割にものぼります。
そうしたことを回避する鍵となるのは、医療従事者による告知後のケアとフォローです。
・働くがん患者さんが医療従事者に何を求めているのだろうか?
・どのようなことをすればいいのだろうか?
・そもそも、何からはじめればいいの?
・がんと告知されて仕事を辞めてしまうのはなぜか?
がん経験者が語る「がん治療と仕事の両立の実情」から、がん患者の「生きる・働く」を支援するということについて考えてみませんか?
■日時 2017年2月17日(金) 13:30~16:30(13:00開場)
■場所 株式会社Leap西新宿支店
東京都新宿区西新宿3-17-7 西新宿TOKビル3階 (初台駅徒歩2分)
地図
■定員 10名
■受講料 5,000円(税込)、2名以上の参加で4,000円(税込)
■このような方にオススメです
・日々、がん患者の悩みと向き合っている方
・患者さんとのコミュニケーションのとり方に悩んでいる方
・働くがん患者の体験談を聞きたい方
■プログラム内容
1)知っておこう がん患者の就労や就労支援に関する現状
・がんサバイバーシップと就労支援
・がん患者の治療と仕事の両立支援における全体像
・がん患者への就労支援の現状と課題
2)知ってほしい 事例から病院の外で何が起きているのか
・「職業人」としての患者を想像してみよう
・がん患者の治療と仕事の両立の実状と課題
3)医療従事者に期待する、働くがん患者の告知後のケアとフォロー
・働くがん患者を支援するにあたって必要な視点
・事例から考える患者支援のポイント
4)意見交換およびQ&A
■講師プロフィール
砂川 未夏(すなかわ みか)
キャリアコンサルタント/キャンサー・キャリア代表/がん経験者のためのキャリアセミナー(パワーチャージ・カフェ)主宰
2003年7月、在職中がんに罹患し、治療後の後遺症などでワーク・ライフ・バランスや生き方に悩んだ経験から、2007年8月にキャリアコンサルタントの資格取得。退職後、企業、行政、大学などでキャリアカウンセリングや人材開発系のプログラム開発・研修講師を務めるほか、キャリアコンサルタント育成に携わる。2013年4月より、がん患者およびその家族のキャリア支援を開始。その後、2度目のがんに罹患するも仕事を継続し現在に至る。
2級キャリアコンサルティング技能士
第10期CNJ認定がん情報ナビゲーター
JCDA内「がん等の有病者へのキャリア支援研究会」座長
関 弘子
株式会社Leap研修事業部長(看護師/介護支援専門員/キャリアコンサルタント)
看護師免許取得後、民間病院に看護師として勤務。院内教育の企画運営およびOJTの知識と経験を蓄積。その後、短期大学、専門学校にて看護基礎教育に従事。千葉県看護協会、国際医療福祉大学看護生涯学習センター及び大学院にて看護師現任教育や看護管理者教育に携わる。その後国際医療福祉大学大学院にて看護管理を専攻、博士課程満期退学(保健医療学修士)。大学院修了後、看護師長や教育担当としてOJT指導やマネジメント経験を積む。仕事を続けていく中で、育児や親の看取り、さまざまな病気療養など何度もキャリアの課題に直面した経験から、キャリアコンサルタントの資格を取得。現在、医療介護職向けの研修、執筆、キャリアカウンセリングなどを行っている。
産業ジェロントロジーアドバイザー養成講座にて弊社研修事業部長の関弘子がモデル講義を担当いたしました。
※産業ジェロントロジーアドバイザーとは、一般社団法人日本産業ジェロントロジー協会の認定資格です
日時:2017年1月26・27日
場所:株式会社テクノファ 川崎会場
介護業界の雇用問題と介護労働者の現状、管理職に求められるシニア職員のマネジメントのポイントについてお話しさせていただきました。
新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
昨年は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
このたび弊社では業務の拡大に伴い西新宿支社を開設し、1月15日より業務を開始することになりました。これもひとえに皆様からのご愛顧の賜と深く感謝致しております。
これを機に社員一同皆様のご期待にお応えできるよう一層精進して参りますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役 関巴瑠花